Leica TL2
終わった…Leicaなんて買うんじゃなかった。
Leicaはともかくディスコンされたラインアップはなおさら買うべきじゃなかった。マジで。
Leica Tは2014年から発売されたAPS-Cのミラーレス一眼です。「完璧かつ簡潔」「クラフトマンシップ」「使いやすさ」を目指し、自動車メーカーAUDI社のデザインチームによってデザインされたライカ新シリーズでした。アルミニウムの塊から削り出したユニボディと背面全面タッチパネルはすごく衝撃的…いつか買えたらいいなと思いつづ、結局10年後の今血迷って最終モデルのTL2シルバーにしました。しかし2022年頃生産終了なのでアクセサリーやレンズはやや入手困難気味で、根気よく探すしかない(高い…)
という訳でいつものフィギャアレビュアー目線で機材レビューを書こうと思います。
無骨で機能美を追求するライカが究極のミニマリストになった。
薄い。T/TLの内蔵フラッシュがあまり使わないからTL2で外したらしい。
インターフェースはUSB-C、SDカードスロットとHDMI端子のみ。
カスタマイズ可の物理ボタン2とダイアル2のみ。慣れるとこれで足りるかも?!
バッテリー。シルバーの新品はなかなか買えない…消耗品のためあと1、2枚買いたい。
タッチフォーカスのレスポンス良好。
MFの時3倍や6倍広大できるから機会があればオールドレンズも試したい。
カスタマイズできるタッチUI。ラク感はなく、普通に直感で操作できます。(初代Tはやや不評みたい。ちょっと裏技を使ってUIをさらにスピードアップしました)
アクセサリー。まずはケースのT-Snap(ホワイト)。元々ライカTのために開発したものだそうですが、TL2にも使えると聞いたので騙されたと思って買っちゃいました…
…騙された。
使えなくもないが、装着するとバッテリー交換もSDカード交換もできないし、脱着する時レンズキャップ外さなければならない(しかも硬いから脱ぎにくい)。こんな危険な真似を二度とするか!封印。
プロテクター TL(イエロー)
装着したままバッテリー交換できて最高
次はストラップ。これはT専用のもので、どこでも売ってないから仕方なく海外から仕込み。…….うん、お金の無駄使いorz。シリコンの劣化は思った以上にベタベタになるし、ストラップも短いすぎて手に馴染まない。封印。
誰だこんな不便なものをデザインする人、怒らないから手を上げてください…
あっ、AUDIか…
他のストラップを使うには専用のストラップラグが必要。5500円程度の正規品はどこでも売れ切ったのでサードパーティ品で。
暫くこれで落ち着く。
次はレンズ。まずはSummicron-TL 23mm f/2 ASPH.
35mm相当、かなり軽くてフォーカスも速い。
2400万画素クラスのと思えないほどの描写力。これは2017年のカメラ?!色々なフィルムモードを遊んでみます。
標準(Standard)
ビビッド(Vivid)
ナチュラル(Natural)
黒白ハイコントラスト(BWHC)
す…素晴らしい….ライカの味がしますね(当たり前)
フィギュア撮影といえばマクロ。スミクロンTL 23の最短撮影距離は0.35Mですから向いてないと思うけど…ここは追加装備で行きます。Leica Elpro 52を装着!
おおおおう…やれば出来るじゃないですか。
しっかし装着すると近距離しかフォーカス出来ない…事前もっと調べてよかったかも
ええいこうなったら最終兵器を買うしかない。(痛すぎる)
APO-MACRO-ELMARIT-TL F2.8/60mm ASPH.
美しい…全てのTL銀色レンズ欲しくなります(危険)。
やっといつもと同じ感覚でフィギュア撮影できます。ISO1600までならノイズは気にしない程度です。
総支出予想よりオーバー…フルサイズ機のライカQ2、も少し頑張れば中古のQ3も買えるかも。よっぽど思い入れがなければ、わざわざ古くて未来のないTLシステムを買わなくて良いはずです。私?10年前からライカ Tに一目惚れでした…はあ(ため息)
Leica TL2
有効画素数 2424万画素
本体重量 355g
ISO感度 100~50000
シャッタースピード 30~1/40000秒
液晶モニター 3.7型 TFT液晶モニター(130万ドット)
Wifi / USB-C / HDMI